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KATOチビ凸電機 床下機器類の充実化 [日本帝國鐡道 製造局]

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チビ凸の加工をはじめてから気になっていた床下のハシゴ。

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すべて分解した上で、プラスチックのモールドを削りました。

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ヤスリがけして平滑に。

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その上で、手元にあった銀河モデルのハシゴを取り付け。

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前頭下部にも、消火器を取り付けました。あとは、気になっていた全面に、だいぶ前に調達していた24系「あけぼの」用のパーツを取り付けることに。

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ジャンパ栓のみ切り出して、前面に接着しました。

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それらしくなったかな、と思ったところで、ひとまず作業終了。



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クモニ143-5連結器交換 [日本帝國鐡道 製造局]

昨年末調達した鉄道コレクション。

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当鐡道の115系と併結するために、連結器を交換しました。

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スカートが取り付けられるように、根本を加工。

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115系との連結面となるサイドのため、スカートは必要ないかもしれませんが、ひとまず、完了です。

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KATOチビ凸電機へのJRアンテナ取り付け準備 [日本帝國鐡道 製造局]

5年程前に調達した凸型ディーゼルのDD51。現在、KATOの凸型電機を加工中ですが、DD51の調達直後、JRアンテナの取り付けを工事したことを思い出し、久しぶりに取り出して、KATOのチビ凸電機を並べてみました。

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寸法としてはちょうど良いいことが判ったので、DD51を参考に、チビ凸にも無線アンテナを取り付けることにしました。

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DD51の余ったホイッスルなどのパーツ。

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アンテナの相対的な位置を把握。あわせて、DD51の取説に記載があるJR無線アンテナの取付け方法を確認。

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カッターとヤスリで、DD51用の無線アンテナを取り付ける為の切欠きを設けました。

本格的な設置は塗装後に行います。



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KATOチビ凸電機の手すりの追加 [日本帝國鐡道 製造局]

ハズキルーペのお陰で、細かい作業が以前に比べ、それほど苦にならなくなった、仕事から帰宅後の深夜。(ハズキルーペの調達へ)

先日の行ったチビ凸電機の手すりの設置作業に続き、気になっていた箇所への追設を行いました。 

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気になっていた箇所は、左右両端に手すりがモールドされているところ。これをデザインカッターで切削。

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あわせて、手すりをΦ0.3mmの真鍮線で原寸合わせで製作。

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しかし、仮設してみると、Φ0.3mmの真鍮線が、チビ凸電機には思いのほか太過ぎることが判明。

Φ0.2mmの真鍮線とすると強度が不足すると思い、Φ0.2mmの鋼鉄線へ変更しました。

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硬くて切りにくい鋼鉄線。それでも原寸合わせで取り付け。

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それらしくなったかな、と思ったところで、瞬間接着剤で固定。作業を中断しました。 



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ヤシマ作戦仕様のシキ880と日本通運のシキ1000 [日本帝國鐡道 製造局]

アキバのとある模型屋で見つけたシキ1000.自分が小学2,3年生の時に製品化されたので、生産されてから約30年。いずれは保有したいと思っていた貨車ですが、なかなか見つからず、先月ようやく見つけることができました。

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調達後、早速カプラーを交換しました。

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付属の変圧器は未塗装の為、いずれか塗装しなければなりません。

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しかしながら、日本製!

既に当鐵道で保有しているシキ880と並べてみました。

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シキ880は、搭載される変圧器がヤシマ作戦仕様。変圧器が巨大過ぎて、電化された常越本線では、架線に引っかかり走行不可能。台車も役立たず。既に2年前に実証済みです(その時の記事)。 

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今回、調達できたシキ1000。本鐵道にも走行可能な「シキ」が入線しました。


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KATOチビ凸用の窓ガラスと手すりの加工 [日本帝國鐡道 製造局]

 KATOのチビ凸。カタログや模型雑誌で初めて目にしたのは、小学生時代ですが、当鐵道が調達したのはつい最近。それでも、調達から2年以上経過しています。

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30年近く前のデザインですが、非鉄道模型層への普及を図る為に低コスト化を図りつつ、可能な限り鉄道模型の要素も取り入れた普遍的で秀逸なデザインだと、個人的には思っています。

しかし、秀逸なデザインでも、やはり気になるのは、窓ガラスが取り付けられていないこと。

以前から窓ガラスを取り付けようと思いながら、ずっと躊躇していましたが、いよいよ、1mm厚のプラ板を近くのDIY店で買ってきて、窓ガラスの加工を始めました。

前面や側面にはめ込んで固定する為に、原寸合わせで窓ガラスを切り出します。

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次に側面。 

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乗務員扉左右の凹凸やテールライトを削り取り、手すりとライトケースを取り付け。 

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さらに、点検蓋用のクレーン用フック、または手すりを想定して、ボンネット上に多数の穴を開け、手すり取り付け。

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窓ガラスの切り出しと手すりの取り付けが終了。屋根の加工は、しばらく研究した後に行う予定です。  


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EF64-1000三次量産車の屋根加工 [日本帝國鐡道 製造局]

かれこれ5年以上放置しているロクヨンセンの車体。
 
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5,6年前(いやもっと前かもしれない)、ロクヨンセンの三次量産車を目指して、前面に手すりを取り付けていたところ、KATOから手すり付きロクヨンセンの再生産品の発売が決まったり、TOMIXから、特急「北陸」と共に三次量産車(1053、1052号機)の発売が決まったりして、一気にモチベーションが低下。 そして、箱の中に仕舞い続けて、約5年。
 
先日手にすることができたハズキルーペを使えば、以前よりももっと楽に作業できるのではないかと思い、今日は久しぶりの箱の中から取り出しました。車体は、KATOの初期ロッド品で、ジャンパ栓上の作業用ライトが一体成型されているものです。 
 
参考資料は、機芸出版社のこの本。もの凄く参考になります。
 
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重連運用を考えて、やはり5年以上前に予備として調達していた車体も加工することしました。
 
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電気暖房用放熱通風器を削除して、パテで穴埋め。
 
ルーペを見ながら、真鍮線の曲げ加工。
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屋根板のクレーン用のフックを取り付けるため、Φ0.3mmドリルで数十箇所穴あけ。
 
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前面のほか、パンタグラフ周りの手すりも取り付けました。 
 
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新規に加工を開始した車体は、二次量産車を想定。前面の手すりは、塗装後に取り付けることにします。
 
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既製品の車体に塗装する作業が続きますが、これは初めての経験。
 
次の作業に躊躇いつつ、どこかで練習しなければ、と思いながら、箱に再び仕舞いました。 
 
 



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夜行客車急行「能登」、EF62+14系座席+寝台車のウェザリング [日本帝國鐵道 常越本線]

鉄道世界に最も執着心酔(?)していた小学生の頃、近所の図書館で繰り返し借りてきては読んでいた本の中に、保育社の「国鉄の車両」シリーズがあります。

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その中でも頻繁に読んでいたのが「上越・信越線」。

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上越新幹線の大宮開通直後の昭和58年頃から、新幹線の上野開通の昭和60年頃にかけて、一部残存した上越線在来線優等列車と新幹線が共存していた頃の、貴重な風景や車両を集めた本です。

大宮止まりの上越新幹線を補完するために、新潟方面へ急行「佐渡」や特急「鳥海」が昼間に一本、特急「谷川」と急行「ゆけむり」がほとんど同じ停車駅で水上まで走っていました。

小学校2,3年生の鉄道に多感な時期だけあって、時刻表も良く読んでいたのも思い出されます。

時刻表の上越線の紙面上では、唯一残った急行「佐渡」が、上野から新潟まで一本だけまっすぐと筋が引かれ、孤軍奮闘しているように見えました。

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その「国鉄の車両 上越・信越線」の本の中で、印象的だった写真の一つが、EF62+14系座席・寝台を連ねる急行「能登」。

模型屋(ポポンデッタさん)の古本コーナーで、20数年ぶりに手にした時は、思わず見とれてしまい、そのまま、購入したのは言うまでもありません。

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「14系客車は特急型」、と思い込んでいた車両が、寝台と座席を連ねて「急行」として信越本線を走っていることに、胸をときめかせていたのは束の間、小学生の自分は、深夜に走る急行の本物の姿を見ることはなく、いつしか489系に置き換えられてしまいました。

そして、いつの間にか模型の世界で実現しようと思っていた列車になりました。


 日本帝國鐵道常越本線上の14系座席車+寝台車の客車急行「能登」。

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1年半ほど前に、 既に入線済み(その時の記事)なのですが、現在はウェザリングが施された上で走行しています。

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編成はTOMIXの14系寝台の旧ロッド品と座席車。寝台車はカーテンと梯子を別途取り付け。 行先は「輪島」。

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先日紹介したハズキルーペを装着し、号車番号表も取り付け済み。

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座席車も、夜行急行らしくカーテンを付けています。 

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越後嶽間駅、発車。 

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家族が寝静まった深夜に、仕事から帰ってきて一人、自家製の夜行急行能登が自家製のレールの上を走るのをボーっと眺めていると、癒されます。。。

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さて、週末の夜。ビールを飲もう。。。

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ハズキルーペの調達 [日本帝國鐡道 製造局]

深夜仕事から帰宅して、細かい模型作業に取り掛かると、最近近くのものが見えにくく、作業がしづらいと思うようになりました。

多分、齢のせいだななどと思っていた矢先、ある伝手で、眼鏡が安く買える事がわかり、妻の眼鏡を更新するついでに、先月、前々から欲しいと思っていたハズキルーペを調達しました。 

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早速、試しに細かい作業を実施。

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面白いくらいに、細かい切り貼りの作業が続けられます。しかも、目がとても楽です。

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これまで敬遠していた細かい作業が、お陰様でうまく進み、手持ちの車両の列車種別や号車番号の表示が増えました。

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秋田行き臨時夜行急行「あきた」。

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上越線水上行き急行「ゆけむり」

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1/144の陸自最新装備車両キットの製作と配置 [日本帝國鐡道 製造局]

先日、ふと立ち寄ったアキバのラジオ会館の中で、偶然見つけた「ワールドタンクミュージアム」のキット。

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海洋堂が企画製作しているということと、1/144スケールであること、そしていずれかは、防衛装備の輸送列車を製作したいと思っていることもあり、最初店頭で見たときは衝動的な箱買いを実行しそうだったのですが、手持ち資金がなく見送り、半月後に在庫を確認して調達。

箱の中には、陸自塗装の10式と90式戦車、軌道戦闘車のほか、架空の設定として、国連平和維持軍塗装とNATO塗装の装備が入っていました。

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そして、10台を一気に製作。

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組立て後、一部はレイアウトに配置。

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鹿越駅前。 

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越後嶽間駅に向かう路上のNATO軍。

このNATO軍塗装は、日本の風景の色彩の中では浮いてしまいますが、常越本線の沿線ではかえって新鮮に見えます。

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既に日本帝國鐵道が所有していたチキ7000と自衛隊装備の一部。

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これを最新の陸自仕様の10式戦車に置き換えてみました。

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現実世界での10式戦車の鉄道輸送はムリですが、模型の世界では、車両側を改造すれば実現できそうです。



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誕生日のプレゼントは削り出しのクモル [日本帝國鐡道 製造局]

先月迎えた39回目の誕生日。

仕事から帰宅して、スーツを着たまま目の当りにした「39」の大きな文字。今年は、スポンジが美味く焼けた、との妻談。

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あと、一年で大台ですか・・・、と思って落ち着くと、小学4年生の息子が、おもむろに取り出した誕生日プレゼント。

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本人と妻の言うことを総合すると、学校から帰ってきた後に、急遽木片から削りだして作った「クモル」とのこと。

確かに、年末年始、お父さんは「クモルを作るぞ、クモル」などと言っていたからなぁ、と回想しました。 

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更に本人が説明するには、学校の工作の授業で余った角棒を、自宅に持って帰ってきて「削り出した」とのこと。 窓ガラスは、廃品のプラスチック、パンタグラフと台車は、鉄コレの余りとのこと。

そんな妻子の説明よりも、荷台の凹凸までが削り出しによって再現されている様子に、お父さんはウルウルでした。

本人曰く、彫刻刀で削り出したよと自慢気な口調。でも、その地道な作業を想像して、更にウルウル。

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週末はバレーボールの練習やら試合やら、テストやらで忙しいのに、感謝、かんしゃでした。

「ありがとう」と、照れを隠しながら息子に伝える父親、一人。

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レイアウトに置いた削り出しのクモル。

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架線に引っかかるので、レイアウトの隅に置かざるを得ないのですが、素材独特の温かみを感じます。

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そういえば、自分も息子と同じ頃、木や紙を素材に、電車を作っていました。だからこそ判る、作っていた時の心境。

想像力をフルに発揮しながら、手持ちの限られた道具を使って地味な工作をしていたことを久しぶりに思い出し、嬉しいのと同時に、何か不思議な感じがしました。

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なぜならば、指向性がとても良く似ているので。別に教えた訳ではないのに。


 

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自作と既製品のクモニ13とクモニ83、初めての比較 [日本帝國鐡道 製造局]

約2年前、数年間の中断期間を経て製作を再開し、米国長期出張の帰国直後、リハビリのために夜な夜な製作したクモニ13とクモニ83。(当時のブログはこちら。)

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製作開始前、地味過ぎて、メーカは製品化しないと考えていた車種を対象として、飯田線のクモニの2連を選んだのは、更に遡ること数年前。

その後、飯田線のクモハ54などはマイクロエースによって製品化されましたが、17m級車のクモニ13までは製品化はされず、また、その後製作に着手したクモル(配給車)については、動力ユニットが課題となり製品化は難しいだろうと思っていたのが、製作対象として選択した理由です。

その後、しばらくして、グリーンマックスがクモニ83を、マイクロエースも既存のクモハに抱き合わせる形でクモニ83を製品化。更に、昨年末、クモニ83とあわせて、クモニ13がKATOによって製品化されたのは周知の通りです。

そして、昨年夏、鉄コレからクモル145が新規開発の動力ユニットと共に製品化されることが発表され、今日に至ります。


さて、2年前の今頃、仕事から帰ってきて夜な夜な製作した同型の電車が、昨年冬に発売された既製品と、どのような点で、どのくらい差異があるのか、自戒も込めて並べてみました。

実は、結婚と子供の誕生、プラレールとの久々の出会いをきっかけにした20歳代後半の鉄道模型趣味の再開と、30代前半でレイアウト製作の復帰したわが身とって、自作品と既製品を直に並べるのは初めての経験だったりもします。

また、走らせたいと思っていた鉄道車両が、高品質な鉄道模型として製品化されるのはとても良いことだと理解しつつも、その当時、走らせたいと思う気持ちをモチベーションにして、夜な夜な模型を製作して作り上げた後に、高品質の製品が世に出るという、複雑で微妙な経験も初めてのことです。(多くのモデラーの方々は、既に経験して乗り越えていることかと思います。)

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手前が自作、奥がメーカ既製品。自作の方は、TAMIYAのウェザリングマスタで経年劣化済みです。

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KATOの既製品をよく観察すると、自分が子供の頃に見たNゲージと違い細やかで、射出成形や金型、塗装などの製造技術が、益々上がっているのが判ります。

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一方、自作したクモニでは、Φ0.3mmのドリルで穴を開けたり、極細の真鍮線を折り曲げ捻じ曲げたりして作った屋根の配管とケーブルや引き通し線、側面の梯子や手すりがあり、できる限り細密性を表現しようと試みています。

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既製品と自作品を見比べてみると、制作当時の作業が朧ながらも思い出され、既製品のKATOの技術者が、どこをどのように省略し、逆にどこに力を入れて再現しようとしたのか、何となく判るような気がしてきます。

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製品化されることはないだろうと思って自作に着手しても、その後製品化されるというジレンマ。

KATOを上回る再現技術が得られるように、自らの製作能力を鍛錬するか、または決して製品化されないような電車を選び作るか・・・。

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作りたい! 走らせたい! と思う電車(または列車)は、おそらくメーカ側も、マーケッティングして相当考えているはず。多分、多くの鉄道趣味者の方々が発表しているブログも参考にしていることでしょう。

とすると、自分しか考案できない自由形電車の世界へ入ってしまうか・・・。

いずれにしても、ベンチマーキングが必要かもしれません。 

 

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日本帝國鐵道常越本線越後嶽間駅にて並べてみた、クモニ13-025とクモニ83-102(自作)、そして、偶然にも同型番クモニ13-025とクモニ83-103(KATO製)。 

ベンチマークやマーケッティングなどと、仕事の世界では慣れた言葉が、趣味の世界で発想されるのは甚だ不愉快ですが、既製品のレベルの高さを目の当りにして、つぎに作ろうとする模型の対象に悩みながらも、

自分の作ったレイアウトに自作の車両と既製品の車両を置いて、仕事から帰ってきた後に、夜な夜なビールを飲みながら眺めていると、もう、どっちでも良いかな、という気持ちになってくるのも実情です。

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以上、キットベースながらも自作品とメーカ既製品の初めての比較でした。



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クモル23,24,145。クル25,144。配給電車集合。 [日本帝國鐡道 製造局]

ちょうど2年前に製作したクモル24とクル25。

昨年末調達した鉄コレのクモル145とクル144。

TOMYTECの動力ユニットTM-24の発売をきっかけに、先日製作したクモル23。

日本帝國鐵道が所有することとなったこれらの配給電車を、常越本線越後嶽間駅に初めて揃えて並べてみました。

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クモル23050とクモル24014、奥はクル144-12。

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クモル23とクモル24を初対面。

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クモル145とクル144にも、排障器とジャンパ栓、配管を取り付け。

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新旧の配給電車が日本帝國鐵道に集まりました。

それにしても、独特の形の配給電車。新しい動力ユニットのお陰で、製作可能性が広がりました。

自由形の配給電車も、ぜひ製作してみたいものです。  

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旧型国電なのにぴかぴかのクモル23。

クモル145とクル144とあわせて、今度纏めてウェザリングをしなければ・・・。


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鉄道総研技術フォーラム2014 [日本 にっぽん NIPPON]

昨年の話題となってしまいますが、仕事絡みで鉄道総研へ行ってきたときの話です。

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毎年一回、研究成果、トピックスとなる内容を掲げて、国立にある鉄道総研の本所で行われる技術フォーラム。

開催の一週間くらい前、定常的に鉄道総研と接点があるものの、自分とは異なる専門分野で仕事している職場の方々が、このフォーラムの存在を鉄道総研の方から聞き、更に鉄道好きの私に教えてくれたのでした。

私は、自分の専門分野とは余り接点はないから、行くことはないだろうと思いながらも、ふと開催要領を見ると、繋がりのある分野の研究紹介が存在することを発見。しかも、当日は仕事の調整もできたので、久しぶりに国立駅に降り立ちました。

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国立の駅に降り立つのは、10数年前の就職活動中に鉄道総研の筆記試験を受験した時以来。その後、筆記の合格通知が届いたものの、その先の選考過程に進むことなく、まったく異なる今に道を選んだ当時の出来事を反芻しながら、様変わりした国立駅に変動に驚きつつ鉄道総研へ。

10数年前の当時は、心に余裕がなくて、見ることさえなかった新幹線の試験車を見学できました。

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所内では、自分の仕事に関わる分野の研究紹介や将来協力関係が築けそうな分野の方々とお話をしながら、様々なハードウェアや研究紹介から情報収集。 

あわせて、所内の設備見学会に参加して、燃料電池電車やパンタグラフの試験設備等を見学したり、構内の展示物を拝見してきたりしました。

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現在、展示中のリニアモータカーの実物。

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超伝導磁石の容器。リニアもたーカーでは台車の一部に相当。

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仕事とはいえども、半分近く(いやそれ以上は)趣味的な動機付けが強かった訪問でした。

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新たな接点が生まれそうな予感がした、去年の出来事でした。 




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EF64-1053へのジャンパ栓取り付け [日本帝國鐡道 製造局]

少し前の作業となりますが、ウェザリングを施したEF64-1053へジャンパ栓を取り付けました。
 
EF64-1053は、ロクヨンセンの中でも三次車に該当します。一次車、二次車と異なり電気暖房装置が未搭載である為、側面のEG灯がありません。
 
ベースとなる車両は、特急「北陸」に同梱されていたTOMIX製です。 
 
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拡大鏡を用いながら、スカート部の穴を開けホース類を接着。
 
次にKATOの単体パーツの中から、ジャパン線のパーツを加工。
 
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ケーブルとジャンパ栓を接着。
 
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スカート、ケーブル、ホース類を車体本体に接着した後、ホースなどを塗装。
 
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越後嶽間の構内にて。
 
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第一鉄橋の上にて。
 
良い感じです。 (自己満足ですが。。。)
 

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線路脇にシダを植える [日本帝國鐵道 常越本線]

先日、新装開店後、初めて立ち寄ったホビーセンターKATO。そこで見つけたNOCH社製の植物キット。

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いつ完成するとも判らない次のレイアウト製作に備えて、シダ植物(FARN)と一緒に、木の素材も調達してきました。

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ドイツ語、フランス語、スペイン語等で書かれた取説のうち、英語の箇所だけ読んで、レーザカットで細かい葉が再現されたシダを組み立て。といっても、ピンセットで折り曲げるだけですが。

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シダを線路脇に植えました。 ウェザリング済みのキハ40と一緒に撮影。

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しかし、余りに小さいので、遠目では風景の中に完全に同化してしまいます。

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このレイアウトは、奥が北側、手前が南側という設定。屋根の上のBSアンテナも、日本から静止衛星が見えている大よそ南側に向けて設置されています。(BSアンテナ設置時の記事

植生上、またシダ植物の特性上、シダを線路脇の南側、すなわち日の当たるところではなく、北側やもう少し日陰に植えたほうが良いかも知れないと思いました。せっかく植えたシダが、更に見えなくなってしまいますが・・・。



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クモル23050完成とレイアウト入線 [日本帝國鐡道 製造局]

今回のクモル23050の製作の動機に関しては、伏線となる内情を色々と書きたいのですが、ひとまず、日本帝國鐵道常越本線へ入線させましたので、その報告を記載します。

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前面に、行先表示のサボと列車番号(白紙のまま)を取り付け。

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側面からは余り目立ちませんが、パンタグラフの集電シューを銅色に塗装。

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架線に引っかかることがないようにパンタグラフを適度に上げて、試運転開始。 

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EF64-1001の茶色塗装と横並び。

ウェザリング済みの新型電機より旧型国電が輝いているので、やはりウエザリングが必要だと実感できます。

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常越本線上の最急勾配区間をゆっくりと通過。

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動力台車直上のウェイトの効果がありました。

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下り勾配のループ線を難なく通過。

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ぐるりと廻って無事に一周。

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前回製作の車両製作の実績を踏まえて、塗装の下地処理に気をつけて製作をした結果、茶色が思いのほか艶やかになってしまいました。

穏やかな色彩のレイアウトの風景の中では、電車が浮いてしまったような気もします。

ウェザリングの装備一式を稼動する機会に、このクモルもまとめて経年劣化処置を施すことにしたいと思います。

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それでも、とりあえず、乾杯♪ 

今回の製作のBGMはこちら。 『アルドノア・ゼロ』




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クモル23050の動力化 [日本帝國鐡道 製造局]

前回に続き、クモル23050の製作。
 
昨年末、販売開始された鉄コレの新しい動力ユニットTM-24を実装することを前提に、今回は製作を進めてきましたが、駆動台車が片方しかなく、走行には不安が残ります。
 
そこで、急勾配の常越本線の走行を考慮して、動力装置に干渉しない程度に、ウェイトを前後に接着。 
 
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動力ユニットは、ほぼ原寸であわせで取り付け。
 
更に、デフレクター、連結器、排障器を取り付けた後、ジャンパ栓を取り付けるための穴空け。 
 
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2年前にクモル24を製作したときに余ったDT10を取り付け。TM24の軸間距離とは1mm程度違いますが、許容範囲とします。
 
0.2mmの真鍮線を格子状に接着した扉の保護柵も良い感じです。
 
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クモル23050の製作 [日本帝國鐡道 製造局]

久しぶりの更新です。

昨年以来、異動や仕事の変化など色々あって、しばらく鉄道模型製作から気持ちが遠ざかっていましたが、久しぶりに車両を製作。

製作対象はクモル23050です。 

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クモニ13のキットをベースに側面を切断。0.3mmの穴を開けて、手すりや梯子を取り付け。 

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0.3mm、0.5mmの真鍮線を曲げながら、割りピンで固定。 

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荷台には0.3mm厚のプラ版を接着。 

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パンタグラフの台座を固定した後、サーフェイサーを吹き表面の凸凹を検知して平滑に。

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ぶどう2号、灰色の順で塗装した後、屋根の上の配管や避雷器の細部塗装。

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続きます。 

 



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115系1000番台冷房準備車のウェザリング [日本帝國鐵道 常越本線]

山を走る列車は、ある程度汚すとそれらしくなるような気がして、常越本線を走らせる列車は、最近ウェザリングを施工しています。

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子供の頃、今は亡き父親に連れられて出かけた谷川岳や湯の小屋、上野原高原、尾瀬など上越国境近傍の山々へ登山に行く時は、毎年のように乗っていたような気がする上越線の115系。

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例えば、小学5年生の時、夜の11時過ぎに上野を出発する越後湯沢行きの夜行臨時列車に乗って出かけた谷川岳登山。

この時は、ボックスシートの下に新聞紙を敷いて眠り、未明に土合駅に着いてからは、眠い目を擦りながら、長い階段を登って天神平のロープウェイの駅まで移動し、ロープウェイが動き始めるまでは、建物の軒下で寝袋に包まり眠り、早朝から日が暮れるまでは、炎天下を歩き通した夜行日帰りの山登りでしたが、この時も、確か115系に乗ったような覚えがあります。

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その115系の冷房準備車を、屋根周りを中心にウェザリング。  

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ウェザリング済みの機関車と並べて、遜色がないくらいに汚した115系。 

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クモハとモハの連結部、すなわちパンタグラフの前後は、架線の銅の錆びの付着を模擬する為に赤っぽく、それ以外は黒気味に汚しています。 

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