夜行客車急行「能登」、EF62+14系座席+寝台車のウェザリング [日本帝國鐵道 常越本線]
鉄道世界に最も執着心酔(?)していた小学生の頃、近所の図書館で繰り返し借りてきては読んでいた本の中に、保育社の「国鉄の車両」シリーズがあります。
その中でも頻繁に読んでいたのが「上越・信越線」。
上越新幹線の大宮開通直後の昭和58年頃から、新幹線の上野開通の昭和60年頃にかけて、一部残存した上越線在来線優等列車と新幹線が共存していた頃の、貴重な風景や車両を集めた本です。
大宮止まりの上越新幹線を補完するために、新潟方面へ急行「佐渡」や特急「鳥海」が昼間に一本、特急「谷川」と急行「ゆけむり」がほとんど同じ停車駅で水上まで走っていました。
小学校2,3年生の鉄道に多感な時期だけあって、時刻表も良く読んでいたのも思い出されます。
時刻表の上越線の紙面上では、唯一残った急行「佐渡」が、上野から新潟まで一本だけまっすぐと筋が引かれ、孤軍奮闘しているように見えました。
その「国鉄の車両 上越・信越線」の本の中で、印象的だった写真の一つが、EF62+14系座席・寝台を連ねる急行「能登」。
模型屋(ポポンデッタさん)の古本コーナーで、20数年ぶりに手にした時は、思わず見とれてしまい、そのまま、購入したのは言うまでもありません。
「14系客車は特急型」、と思い込んでいた車両が、寝台と座席を連ねて「急行」として信越本線を走っていることに、胸をときめかせていたのは束の間、小学生の自分は、深夜に走る急行の本物の姿を見ることはなく、いつしか489系に置き換えられてしまいました。
そして、いつの間にか模型の世界で実現しようと思っていた列車になりました。
日本帝國鐵道常越本線上の14系座席車+寝台車の客車急行「能登」。
1年半ほど前に、 既に入線済み(その時の記事)なのですが、現在はウェザリングが施された上で走行しています。
編成はTOMIXの14系寝台の旧ロッド品と座席車。寝台車はカーテンと梯子を別途取り付け。 行先は「輪島」。
先日紹介したハズキルーペを装着し、号車番号表も取り付け済み。
座席車も、夜行急行らしくカーテンを付けています。
越後嶽間駅、発車。
家族が寝静まった深夜に、仕事から帰ってきて一人、自家製の夜行急行能登が自家製のレールの上を走るのをボーっと眺めていると、癒されます。。。
さて、週末の夜。ビールを飲もう。。。
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