鉄道総研技術フォーラム2014 [日本 にっぽん NIPPON]
昨年の話題となってしまいますが、仕事絡みで鉄道総研へ行ってきたときの話です。
毎年一回、研究成果、トピックスとなる内容を掲げて、国立にある鉄道総研の本所で行われる技術フォーラム。
開催の一週間くらい前、定常的に鉄道総研と接点があるものの、自分とは異なる専門分野で仕事している職場の方々が、このフォーラムの存在を鉄道総研の方から聞き、更に鉄道好きの私に教えてくれたのでした。
私は、自分の専門分野とは余り接点はないから、行くことはないだろうと思いながらも、ふと開催要領を見ると、繋がりのある分野の研究紹介が存在することを発見。しかも、当日は仕事の調整もできたので、久しぶりに国立駅に降り立ちました。
国立の駅に降り立つのは、10数年前の就職活動中に鉄道総研の筆記試験を受験した時以来。その後、筆記の合格通知が届いたものの、その先の選考過程に進むことなく、まったく異なる今に道を選んだ当時の出来事を反芻しながら、様変わりした国立駅に変動に驚きつつ鉄道総研へ。
10数年前の当時は、心に余裕がなくて、見ることさえなかった新幹線の試験車を見学できました。
所内では、自分の仕事に関わる分野の研究紹介や将来協力関係が築けそうな分野の方々とお話をしながら、様々なハードウェアや研究紹介から情報収集。
あわせて、所内の設備見学会に参加して、燃料電池電車やパンタグラフの試験設備等を見学したり、構内の展示物を拝見してきたりしました。
超伝導磁石の容器。リニアもたーカーでは台車の一部に相当。
仕事とはいえども、半分近く(いやそれ以上は)趣味的な動機付けが強かった訪問でした。
新たな接点が生まれそうな予感がした、去年の出来事でした。
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アニメの中の真岡鐵道 PLAY WITH IBARAKI 『あぐかる』 第三話 [日本 にっぽん NIPPON]
雨雲を、味方にせよ。降雨観測衛星打ち上げ! [日本 にっぽん NIPPON]
2月28日の未明、無事に打ち上げられた降雨観測衛星。
地球全体の雨や雪などの降水を高精度に観測する計画「全球降水計画(Global Precipitaion Measurement:GPM計画)」の主衛星です。
衛星に搭載された日本製の観測レーダは、日本の工場からアメリカに渡って衛星の本体に取り付けられ、NASAでの試験を経た後、昨年末に再び種子島へ。
昨年JAXAが作った広報用のアニメは、今日再生数が20万件を超えました。
衛星にとってはこれからが本番です。
人工衛星GPM/DPR紹介用 スペシャルムービーの公開 [日本 にっぽん NIPPON]
来年、種子島から打ち上げられる地球観測衛星、「GPM/DPR」。地球全体の雨や雪などの降水を人工衛星を使って観測するNASAとJAXAなどの国際共同プロジェクトの中核となる人工衛星です。昨日、この人工衛星を紹介する広報用のスペシャルサイトが公開されました。
JAXAでは、GPM衛星に搭載される二周波降水レーダ(DPR: Dual-frequency Precipitation Radar)を開発。本日(10/19)の筑波宇宙センター特別公開に先立ち、約 6分半のアニメーションのスペシャルムービーが公開されました。
アニメーション製作は、『刀語』や『STEINS;GATE』 を製作した「WHITE FOX」。おそらく、人工衛星を実物に忠実に描写したアニメとしては、世界初かもしれません。
鉄道模型趣味の世界でも、広報用のコンテナを趣味的に製作してみました。
宇宙ステーション補給機(HTV)の製作(その3) 完成と引渡し [日本 にっぽん NIPPON]
HTVの製作の続き。
JAXAのホームページに公開しているアーカイブスの写真をディスプレイに映しながらの製作。
プラモデルの対象となっている1号機(技術実証機)では実装されていなかった日の丸を、今回は「おめでたい」場所での引渡しであることを考えて、デカールで自作。推進モジュールに取付け。
HTVの目的地であるISS(国際宇宙ステーション)を模擬した台座に仮固定。
なかなか良い感じになりました。
そして、おめでたい場所でこの宇宙機、HTVを引き渡す為に、いよいよ梱包。
秋葉原の模型屋で偶然見つけたHOゲージスケールの人形。新婦を新郎がお姫様抱っこする微笑ましい人形をロボットアームの先端に接着。梱包と埃付着防止を兼ねる透明のカバーには、新郎新婦の名前と日付をデカールで貼り付け。
この段階で、職場で定時後、納入前検査(?)を実施。
そして、翌日。衛星軌道上で引渡し、、、ではなく、東京の結婚式場でお二人の前で、ISSとHTVを接着し製作終了。
新郎新婦には十分喜んでいただきました。
短期決戦でしたが、なかなか良い仕事をしたと思いました。
以上、鉄道模型で培った(?)製作技術のスピンオフの報告でした。
宇宙ステーション補給機(HTV)の製作(その2) スラスタの製作・取付まで [日本 にっぽん NIPPON]
前回の作業の続き。
当初の予定では、太陽電池パネルの製作の後は再び構体の製作へ戻り、電気モジュールと推進モジュールのMLIやラジエータなどの熱艤装に着手する予定でした。
しかし、長時間要して完成した部品を構体に取り付け、早々と完成の形態へ近づけたいと思う衝動に負けてしまい、すぐに太陽電池パネルを取り付けてしまいました。
結果的に、その工程の方が良かったのですが、一連の作業の間、途中の写真を撮るのも忘れてしまうほど没頭してしまい、いつの間にか以下のような形態になりました。
推進モジュールのベータクロス(断熱材の一種)は、ホワイトのサーフェーサーを2,3層塗り重ねて表現。電気モジュールのMLIは、与圧部/非与圧部のMLIよりも金色の曲面追従シートを用いました。また、双方のモジュールの放熱面には、銀色のシートを構体表面に可能な限り密着。
実機と同じように、基本的にMLIはふんわりと、ラジエータ(放熱面)はしっかりと密着させました。
しかし、この時点で、説明書と実機との齟齬が多数あることに気が付き、JAXAアーカイブスでダウンロードできる写真や自分の記憶を頼りに試行錯誤しながら、熱艤装を実施しました。
説明書やこの模型の製作においては、あくまで1号機を再現することを想定して作られているようです。ただそれでも、実機のラジエータやMLIなどの熱艤装、スラスタやセンサの表現までは正確に再現するよう指示はしていないようです。
・・・と思いながらも、次の工程に進まない限り、この「HTVの模型」は完成しません。坦々と姿勢制御用のスラスタの取り付けを行いました。
取り扱い説明書上では、灰色系統の色彩を使用する指示が書かれていましたが、実機に似た表現を施す為に、薄い金属光沢系のエナメル塗料を重ね塗り。 それを本体に取り付け。
推進用のスラスタを取付ける前に、実機ではベータクロスによる断熱材によって、表面にしわしわ感を醸し出している推進モジュールに白色の曲面追従シートを貼り付け。これによって、推進モジュールの最後尾にベータクロスが張られている雰囲気を表現しました。
この後、すぐにでも推進用のスラスタを取付けたいところでしたが、非常に細かい部品の為、仮に取付けた場合、後の作業工程で破損してしまう恐れがあったため、先に非与圧部内部のセンサと暴露パレットの加工を実施しました。
別途製作していた暴露パレットを、HTVの本体へ固定。
背後に見えるのは、その後台座となるISS(ダミー)の本体です。
最後に推進用のメインのスラスタの製作。
実機においては、ISSへ結合するまでに、何回も繰り返される噴射時の高温により、ノズルの先端が変色しているため、その表現を鉄道模型のウェザリング手法で再現してみました。
このようなウェザリングの作業は、昨年、鉄道模型の分野で自分が始めて手に付けてみた技術を、宇宙機の模型へスピンオフしました。(去年の該当記事へ)
用いたのは田宮模型のウェザリングマスター。
手前は高温による変色前。奥は変色後のスラスタです。 噴射してようやくISSへ到着した雰囲気が出てきたような気がします。(もちろん自己満足です。ただ、JAXAアーカイブスなどから得られる軌道上での写真を見ると、青や赤、黄色が混ざった複雑なグラデーションを呈している模様です。模型製作上、要追求かと思いました。)
このような工程で製作したスラスタを4基、全てのベクトルが同じになるように微調整しながら固定。
ひとまずHTV本体は完成です。
次に続きます。
宇宙ステーション補給機(HTV)の製作(その1) [日本 にっぽん NIPPON]
とある理由により製作することとなったHTV(宇宙ステーション補給機「こうのとり」:H-Ⅱ Transfer Vehicle)の1/72スケールの模型。
実機の方は、2009年9月、1号機(技術実証機)が種子島から打ち上げられ、無事にミッションを遂行した宇宙機です。それ以降、毎年1機のペースで製造が行われ、先月8月には4号機が打ち上げられ宇宙ステーション(ISS)へ物資を補給。9月になってからISSを離脱し、大気圏へ再突入しました。HTVの詳細については、こちらが便利です。(→JAXAウェブサイト)
今回、このようなHTVの模型を制作することとなった理由は後日示すこととして、ずっと手がつかずに箱の中にしまったままのこのHTVを製作することになりました。
なかなか、作業に取り掛かれなかったのは、宇宙機の表面に実装されるMLI(Multi Layer Insulation:多層断熱材)の表現手法が決まらなかったこと。光沢のあるスプレーの塗装では表面の不規則的な反射が再現できず、さらに、フィルム特有の「しわしわ感」も出すことができないため、実機の雰囲気的にも加工性にも適しているような良い素材をずっと探していたのですが、たまたま模型屋で見つけた材料「曲面追従シート」(ハセガワ製)が、現状最も適していると考え、ようやくこれを調達。
実機では、製造担当するメーカによって、HTVを構成する各モジュールの表面のMLIの色が異なる(メーカの材料調達先が異なる)ため、その表面の色の違いも考慮して、例のシートで異なる表面色を選んで調達しました。
最初は、非与圧部と呼ばれるモジュールのMLI取り付け。ここには、宇宙ステーションの暴露部(宇宙空間に晒されて、たとえば天体を観測したり、宇宙特有の環境を計測したりする実験装置や搭載される)に取り付けられる貨物が搭載されます。
実機の写真をJAXAのデジタルアーカイブスで見つけながら、製作。
初めて使用した「曲面追従シート」ですが、思った以上に接着性や密着性がよく、しわしわ感を出す為にはあえて、貼り付ける面とシートの間に空気を入れなければならないと思ったほどでした。
続いて、与圧部へのMLIの取り付け。与圧部には、人が居住したり仕事するISSの中(空気があり人が生活できる)へ結合されて、水や食料、そして様々な実験装置や機材などが貨物として搭載されます。
スラスタ(宇宙機の姿勢制御などに用いられる)や太陽電池パネルが設置される箇所には、製作の工程上、MLIは取り付けません。
次に、太陽電池パネルの製作。
こちらも光沢系のあるスプレー塗装では、黒と青が混ざった独特の太陽電池素子の色と、表面のガラスの表現ができないと考えていたのですが、MLIの表現に使ったハセガワの曲面追従シートの中で偏光フィルムを見つけ、迷わず採用することにしました。
箱の中に入っている太陽電池(もちろんダミー)は、青い透明の素材(プラスチック)でモールドされているため、実物とは全く質感が異なります。そこで、表面にメタリックブルーと艶消し黒を時間を置かず、ほぼ同時に吹き付け乾燥。その後、アルミハニカムの断面の色である銀色を、エナメル塗料と面相筆で塗装しました。
久しぶりの面相筆による作業。鉄道車両製作の時に、Hゴムや窓サッシの色差しに使って以来、数ヶ月ぶりの作業でした。
この色差しのお陰で少しはましになった太陽電池パネルもどき。 メタリックブルーの輝きが艶消し黒で消されているところが、良い感じに太陽電池素子の色を醸し出しているような気がしました。
次に偏光シートを貼り付け。
手前が偏光フィルムを貼り付け後。このフィルムは太陽電池表面の平滑なガラス面を再現するために貼り付けるものです。パネル今度はシートと表面の間のわずかな気泡が密着性を悪くする為、空気を逃がしながらの貼り付け作業になりました。
作業は続きます・・・。
日本の宇宙探検 見れるようになりました。 [日本 にっぽん NIPPON]
日本の宇宙探検、出ました。 [日本 にっぽん NIPPON]
日本の宇宙探検、出ました。
日本は有人宇宙飛行を実現させるべきか否か。。。詳細な調査を行い、実状を分析しています。
ちなみに、500円という価格には、意味があるそうです。。。
http://www.jaxas.jp/hpgen/HPB/entries/35.html
何も知らないまま、日本海が東海へ書き換えられている [日本 にっぽん NIPPON]
「日韓友好」とか「日韓文化交流」、「歴史の和解」、「未来志向」、という言葉に隠されて、あとあと知らなかっただけでは、済まされない問題。
韓国人によるJ.Crew日本支援妨害事件: 日本海呼称問題と韓国の小中華思想