夜の水上機関区を思い出す情景 [日本帝國鐵道 常越本線]
常越本線にEF64-1000クーラー搭載機を投入した後、旧国鉄仕様のロクヨンセンと並べて実現したかった情景が、水上駅構内にある水上機関区の辺りの夜景です。
自分の中の思い出を再現しようと試みて、七転八倒して設計製作したレイアウトの夜景には、製作後3年経っても、飽きずボーっと眺めてしまいます。
来年は「あけぼの」、再来年は「北斗星」。そして、その次の年は「カシオペア」までもが廃止されるというニュースを見て島しまった今日、思い出は自分の作り出した「箱庭」の中でしか再現できないのかと思うと、悲しくなってしまいますが・・・。
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EH200による京急800形の甲種輸送(Bトレ) [日本帝國鐵道 常越本線]
近所の模型屋で調達した中古のBトレ、京急800形。動力はついていないもの、パンタグラフや台車、連結器、床下機器はNゲージ用のものと換装されており、3両編成で1000円。かなり安価と思い、この夏休みに幼稚園年長の息子にプレゼントしたもの。
それ以降、この京急800形(Bトレ)は子供のお気に入りの電車になりました。ふと、父親が試しに、常越本線のレールの上をごろごろと転がしてみせると、レイアウトの中も走るのかな?と言うので、2ヶ月ほど前の休日、本線上を安定性の高いEH200に牽引させて走らせてみました。
常越本線上のどこかで脱線するだろうと思いきや、意外にもスムーズにかつ高速で走行。
以下は、その備忘録です。
常越本線上をぐるぐると走行。
子供も満足げ。そして、自分も新しい境地を見つけたような気がしました。
以上、父親の作った情景の中で、子供が持つBトレの電車と父親の持つ機関車を繋げて走らせ、二人で楽しんだという備忘録でした。
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上越線色の柵の設置 [日本帝國鐵道 常越本線]
先日までの行ったヤードの改修や併用軌道の設置作業の途中、以前ジャンク品として購入していて長らく行方不明だった柵とドラム缶が、線路の隙間から発見されました。
早速ですが、今回増設したヤードへの接続部近傍の線路脇や機関庫の傍に、上越線沿線の特有の緑色の錆止めを施した柵を設けることにしました。
まずは、本線と着回し線の間の段差付近。(写真では、上方の架線が外れていますが、すぐに直しました。)
黄緑色に塗装した後、ウェザリング。
架線を直した後、少量の瞬間接着剤で柵を取付けました。
平坦な着まわし線と勾配を稼いだ本線との5mmに段差の手前に設けた柵。
更にヤードへ向かう接続線沿い、機関庫の脇にも柵を固定しました。
柵に次いで、線路の隙間から見つかったドラム缶。ランナーに取付けたまま塗装し、ウェザリングしました。
このドラム缶も機関庫脇に置きました。
柵もドラム缶も縮尺的に間違っていないようです。
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可変長レールを用いた常越本線レイアウトの接続・分離 [日本帝國鐵道 常越本線]
前回の作業の続き。常越本線レイアウトと併用軌道/ヤード部を接続し、列車を試運転。
常越本線レイアウト上のトンネル内部のメンテナンスの為、可変長レール(Variable Distance Rail)を取り外し、レイアウト本体を手前に引き出した状況。
そして、再度接続し、列車を走行。
可変長レールを設置することで、左右レイアウトの隙間の距離を変えることなく、レイアウト本体を前後ずらすだけで本体のメンテナンスは可能であり、従来と同等以上の利便性は確保できました。
ギャップを介して、山間部から併用軌道へ、夜から昼へ、昼から夜へ突如と変わる世界は、今はとても新鮮です。
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レイアウト外部ヤードの改修(ヤードと併用軌道の製作) [日本帝國鐵道 常越本線]
前回に続き、ひとまず突貫工事的に接続した本線との接続部。
既存のヤードをベースに、無理やり本線と既存ヤードを接続しつつ、手前と奥の線路をR144の曲線で無理やり接続し、かつ、欲張って交差部も無理やり設けた為、線路が台の上からはみ出しています。
そこで、常越本線レイアウトの製作(2007-2010年)やヤードの製作(2011年)、現在製作(中断中?)の鎌倉帝都電鉄(以下、鎌電線)の余材である線路を最大限に使用して、再改修することにしました。
設計要求は以下の通りです。
(1) 常越本線の接続部から有効長の最も長い枝線への直接進入を可能とする。
(2) 車輪クリーニングレールと試運転線は最も手前の枝線に設置する。
(3) 本線から直接進入可能とする枝線は4線以上とする。
(4) 手前と奥の枝線を迂回曲線(R177以上)で接続する。
以上の要求を掲げて製作した結果は以下の通り。
(1) R280の曲線分岐を可能な限り奥側へ配置して、奥側の枝線で有効長を確保する。
(2) 本線から直接、車輪クリーニングレールと試運転線へ進入させることは困難であるため、スイッチバックを介して間接的に試運転線等に進入させる形態とし、手前側の枝線には、本線とは独立した制御系を持たせる。
(3) 駅部(3線2面)とあわせて、1線をスイッチバック部として供用させる。
(4) R280の曲線分岐を奥側に配置したことによって、手前側に生じるスペースを利用し、90°の交差部を最も手前に配置。手前側と奥側の枝線は、この本線分岐線上の交差部を介して、急曲線(R177)で接続される。
この結果、(1)と(4)の設計結果を組み合わせると、デットスペースに併用軌道を敷設できることが判り、さらに、鎌電線(現在製作中)の材料として、2年ほど前に調達してた「バス走行システム」も併設できる可能であることが判った為、早速組み合わせて製作。
レイアウト外部ヤードの改修(本線接続部の製作) [日本帝國鐵道 常越本線]
2年前に構築した常越本線外部のヤード。架線が張り巡らされた常越本線の線路の下で、編成の組成や列車の入れ替えを行うのは難しいと考えて、現在の構成を設計しました。(2011年8月のブログへ)
しかし、本線上にあるトンネルの中からヤードへ分岐するポイントがトンネルの中にあり、脱線や通電不良などで列車が立ち往生する場合があり、運用上課題になっていました。
そこで、レイアウトの手前にある機関庫横の引込み線を延長し、ヤードに接続する大工事に着手しました。
機関庫横からヤードへの延長線上にある隙間を埋める為に、スポンジ(車両ケースの余材)をつないで、柔軟性のある端を製作。
可変線路の下にスポンジ製の橋を架けました。当然、取り外し可能です。
電車、機関車共に問題なく走行できました。
この延長線上にある機関庫横の線路は、このようなこともあろうかと、拡張性を考慮して、レイアウトの設計段階からバラストと接着剤によって固定せずに敷設していた箇所です。
ヤードの設計製作は途上ですが、肝心の本線との接続部は無事終了です。
全球降水観測計画GPMコンテナ [日本帝國鐵道 常越本線]
昨年、自分でデザインしたコンテナを列車に連ねて走行させる試みを始めて行いました。(→当時のブログ記事)
今回は、来年打ち上げられる予定の国際共同ミッション「全球降水観測計画GPM」の中核となる衛星GPM/DPRのコンテナを製作しました。
実際は航空機や船に搭載されたコンテナを使用して、日本の筑波のJAXAや府中のメーカ、米国のメリーランド州のNASA、そして種子島を移動するのですが、手前の人影は余興。。。
この人形達も余興。。。
子供の頃入手したユーロライナーとレイアウト [日本帝國鐵道 常越本線]
先日、整備した12系700番台、ユーロライナー。自分が小学生だった頃、国鉄時代に入手した列車に、その当時取付けられなかった部品を取り付け。(前回までのブログで紹介。)
今年、リニューアルあるされて再生産されたEF64専用機に引かせて、常越本線のレイアウトへ入線させました。
単体では気になった列車の色。子供の頃入手した最初期のユーロライナーの白色は実際とは異なり、青味のない淡白な白色ですが、風景の中ではほとんど気になりませんでした。
むしろ、約30年も前に購入したとは思えないくらいに精密で、爽やかな列車です。実物は既に廃車されてしまいましたが、当鐵道では、末永く走り続けると思います。
約30年前に購入したユーロライナーの復活(その3) 専用機関車整備 [日本帝國鐵道 常越本線]
ユーロライナー色に塗装されたEF64-66号機。先月末調達した機関車です。
ナンバープレート、製造銘盤(東洋電機、川崎重工)とパーツ類を取り付け。
部品を取り付けた後、約30年前に調達したEF64-66号機と並べてみました。
今回調達した機関車では、JR用無線アンテナやホイッスル、信号炎管、前面、手すりや開放てこが別の部品で再現されています。
また、外見上の大きな違いは、一般職色の塗り分けを別パーツで再現した旧来の製品では、その前面部にユーロライナー色を塗装した為に生じていた不自然な隙間があったのですが、今回の製品ではその隙間が全くなくなったこと。
越後嶽間駅に並べてみました。
客車と連結すると、客車側の床面の高さが少し判ります。
↑EF64-66号機(今回調達)+12系700番台ユーロライナー(約30年前に調達)
明るい青色がかった白色が新規に調達した機関車の塗装には再現されている一方で、客車の塗装は、青みがありません。
↑EF64-66号機+12系700番台ユーロライナー(双方共に約30年前に調達)
約30年前の客車でも、精密度は現代にも通用するレベル。
駆動部が旧来のままだった機関車に代わり、今後は新しい「EF64-66号機」と組み合わせてユーロライナーを走行させます。
朝靄の下のレイアウト [日本帝國鐵道 常越本線]
静岡県伊豆半島の大室山の上。霧の合間から見れた雲の上の風景。
8月のある日、自宅ベランダから撮影した朝靄の風景。
光の強さや角度、湿度や雲によって変わる現実の情景が自分のレイアウトでも再現できないかどうか思案中。
今回、レイアウトを照らしている蛍光灯の光と、iPhoneのレンズの加減で、レイアウトの上にまるで朝靄がかかっているような写真が撮れました。
もちろん自己満足ですが。