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段丘面上のトンネル内部塗装と線路固定 [日本帝國鐡道 鎌倉帝都電鐵線]

 昨日から断続的に降り続けていた雪が止んだので、家族との買い物のついでにホームセンターで、当面必要な資材を調達をしてきました。

20110210-3.jpg

 ところで、本レイアウト(鎌倉帝都電鐵線)の製作を継続するに当たり、当面の間、作業を行う部屋とレイアウトを保管する部屋が異なり、製作の度に狭いドアと廊下を移動させる必要が生じています。移動の際、770mmの幅を持つ本レイアウトがドアを通過することができないため、レイアウト本体を最大60度程度傾けて通らなければなりません。そこで、地形と線形については既に終了した概念設計の結果を下に、線路の固定を行うこととしました。(製作環境が工程に与える制約条件となりました。)

 本レイアウトは、先日ご紹介しました通り、海岸段丘を想定した地形の中で、海岸面と段丘面上の2つの分離可能な土台と、その土台を走る2系統のエンドレス線路から主に構成されます。今回の作業は、段丘面に設置したエンドレス線路と土台に対する作業でした。

 まず、土台への線路の固定に先立ち、①トンネル内部の黒色塗装、②電力及びポイント用ケーブル穴設置、③自動運転用センサ位置の決定 を行いました。

20110211_1.jpg(段丘面土台 トンネル上部 山有り。)

20110211_2.jpg(トンネル内部露出。)

 トンネル内部の黒色塗装は、線路のマスキングの手間を省くため、線路の敷設前に行いました。また、ケーブル用の穴は、既に決定済のフィーダとポイント位置に、φ3mm程度の穴をケーブルを設け、土台下部へ導出しました。最後に自動運転用のセンサ位置については、予算の都合上、未調達のためTOMIXのカタログを参照して、用いる線路長さとセンサ位置(線路に設けられたフィーダ位置)を決めました。

20110211_3.jpg

線路の固定後、試運転を実施し、問題なく走行することを確認しました。

同様の作業を「海岸面」のエンドレス線路にも実施する予定です。

 地形と線形が概念から形となりつつある中で、纏まった時間を必要とする大作業は、主に休日に実施し、町並みや情景の基本設計や細々とした作業は、平日の仕事から帰宅した後、夜な夜な継続することになりそうです。

20110211_4.jpg


話は変わりますが、本日(2/11)建国記念日に、ふと思ったことです・・・。

ロシア:北方領土の軍備増強(2/11) 中国:尖閣侵犯賠償(2/11) など の今日のニュースに関連して、現政権となってから、本当に偶然なのかも知れませんが、足元(領土)を奪われる(侵略される)ような話ばかり聞こえてきます。以下にも・・・正に日本を敵国と言っているような記事がありました。

韓国が最新戦車の量産へ「日本の90式戦車2両を貫通できる」(2/11)

 彼らは、現在まさに「北」と休戦状態にあるはずなのに、「北」よりも日本を仮想敵国として想定し、韓国の戦車が日本の戦車に対峙する状況を想定し、軍備を拡張しているのかもしれません。近年の日本の防衛費削減と、特定アジアやロシアへの事勿れ的弱腰姿勢(→youtube)と、「2位じゃダメなんでしょうか?」(→youtube)に象徴される科学技術予算の事業仕分けが進む国の足元を見られての結果かもしれませんが。


KTX(韓国高速鉄道)脱線(2/10)ニュースに関連して

 日本の運転士が数年前、韓国の鉄道に乗車した時のレポートがネット上に掲載されているのを思い出したのでリンクします。(→リンク) 数年前、自分がこのレポートを読んだ時、日本の鉄道であたり前であると思っていたことが、隣国の鉄道では常識として通用しないことを知りました。

 今回の脱線はおそらく氷山の一角で、今後はもっと大規模な事故が起こりそうな気がします。

参考 KTX枕木15万本 全て不良品(2009.2) 

(要約:製造業者が設計図の「防水」を「水を減らすこと」と誤解したのが原因 )


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コメント 2

夏風

おはようございます。
地形が現れてきて
完成した姿を想像してしまいます。
感慨沿いの併用軌道、
楽しい情景になりそうですね。
by 夏風 (2011-02-13 10:59) 

Ainetos

夏風さん
少しずつ地形の骨格が見え始めてきたのですが、併用軌道やトンネル、川や海などを狭い面積に取り込もうとしているため、常越本線の製作と同様、難しいパズルを解くような作業になりそうです。
by Ainetos (2011-02-13 19:20) 

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