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新規レイアウトの地形検討の着手 [日本帝國鐡道 鎌倉帝都電鐵線]

 新規レイアウト「日本帝國鐵道 鎌倉帝都電鐵線」の製作において、地形の検討作業に着手しました。

20110210-1.jpg

 レイアウトの台枠には、先日ご紹介しましたように「日本帝國鐵道 常越本線」の製作時の余材を用いますが、地形の造形には、新規に調達したスタイロフォーム(910mm×910mm)を用います。なお、常越本線の地形の検討作業と同様(概要は、Nゲージマガジン 54号 2010年 12月号 に掲載)、線形よりも地形の検討を優先して行いました。

 常越本線のレイアウトの余材を台枠として使用することや製作環境、移動時の運搬性が制約条件となり、レイアウトは小規模なもの(910mm×770mm)となります。そのため、地形や線形が単調となることがないように、鎌倉帝都電鐵線のレイアウトには、視覚的に立体感のある海岸段丘を想定した地形を再現したいと考えました。

 想定する地形の具体例は、江ノ電の鎌倉高校前(鎌倉市腰越)や七里ガ浜、稲村ケ崎近傍に見られる海岸と山、段丘が混在する地形です。

20110210-5.jpg

 また、海岸と段丘の水平面には、各々独立したエンドレス線を2系統設けました。列車の離合や多様性のある運転を楽しむことができるよう、各々のエンドレスには、引き込み線や他レイアウトへの接続線を設けています。(常越本線との接続も可能)

20110210-4.jpg 段丘面+海岸面 線路

20110210-6.jpg 海岸面 線路

 現状は、スタイロフォームを調達した後、ブロック形状に切り出したスタイロフォームを積み重ねて、台枠の上に積み上げ、粗く切削し、仮固定をした状態です。 手前側には海、右手前には中小河川を表現したいと考えていますが、この状態をしばらく眺めながら、切削作業を継続し、現在の粗い地形からイメージしていた地形へ少しずつ表現していきたいと思います。

・・・美術の時間に習った彫刻のような作業です。


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コメント 4

1500masa

おはようございます。
ブログ訪問ありがとうございました。

こった立体レイアウトで見ごたえがあります。
これだけの作業ですと
さぞ削りカスを撒き散らかしたと推察したします。

これかも訪問させて頂きます
ブログリンクいたしますのでよろしくお願いいたします。
by 1500masa (2011-02-12 11:04) 

Ainetos

1500masaさん
こちらこそ当ブログに訪問いただきありがとうございます。

スタイロフォームの破片の片付けを息子(幼稚園年長)に手伝って貰いながら、作業を進めました。それでも細かい削りカスは掃除機で吸い込んでおかないと、雷が落ちる(?)ので、掃除の時間も含めて、造型作業は纏まった時間の取れる休日、かつ天気が悪く外に出かけられない日に行うのに限ると思いました。

ブログリンクありがとうござました。こちらもリンクさせていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
by Ainetos (2011-02-12 19:30) 

夏風

おはようございます。
スタイロフォームでの造形
手早いですね。
見る向き、高さによっていろいろに表情を変えるようですね。
楽しみです。
by 夏風 (2011-02-13 10:47) 

Ainetos

夏風さん
コメントいただきありがとうございます。
レゴ・ブロックを積み重ねるかのようにスタイロフォームで造形を進めるため、手早く作業しているように見えてしまいますが、中身はスカスカだったりします。方々から造形の表情を確認しながら、作業に取り組みたいと思います。。。

by Ainetos (2011-02-13 16:59) 

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