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新規レイアウトの台枠の製作 [日本帝國鐡道 鎌倉帝都電鐵線]

 日本帝國鐵道 常越本線のレイアウトの土台となる台枠の材料には、ホームセンターで購入した定尺のベニヤ板や角材等を使用しています。また、常越本線のレイアウトの寸法は、製作前に設定した基本方針と制約条件に基づき、面方向の寸法を1960mm×910mmと定めました。その為、この寸法を満たす台枠を製作する為、3枚の910mm×910mmのベニヤ板、また必要な長さの角材を購入しました。

JAM_3.jpg

 ちなみに、上の写真は、製作したレイアウトを昨年夏の国際鉄道模型コンベンションに出展した時の様子ですが、他に展示されているレイアウトと比較して、大きな会場の中では小さく見える約一畳のレイアウトも、自宅に置かれた状態では、かなり大きく見えます。

 この約一畳の中途半端な寸法を持つレイアウトの台枠に定尺の材料を適用したため、結果的に板材が余り、例えばベニヤ板については、770mm(※)×910mmの大きさ(※:770mm=910mm×3―1960mm)が半端に余りました。そこで、この余った板材の他、レイアウト製作時に余ったコルクシートやスタイロフォームを用い、今回新たに770mm×910mmの寸法を持つ新規レイアウト用の台枠を製作しました。

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daiwaku-1.jpg

 台枠は、角材やベニヤ板、スタイロフォーム、コルクシートから構成されています。厚さ3mmのコルクシートの上にはTOMIX製の線路が敷設される予定です。コルクシートには、列車走行時の騒音防止とバラスト固定時に用いるボンド水溶液を地面に拡散させ、地面とバラストを一体化させる意図があります。厚さ50mmのスタイロフォームは、線路が置かれた水平面を切削して、線路の置かれた水平面より低い面を表現する時に必要な厚みとなります。

 レイアウトの寸法が小さい為、線路の曲線半径や直線区間を長くすることはできず、江ノ電や地方私鉄などの小型車両を走行させることがレイアウトの制約条件となります。しかし、たまたま現在、一時的に、江ノ電が比較的近所を走る鎌倉に在住していることもあるため、近所の鉄道のある風景を参考にしながら、この台枠を用いて地形の造形や線路の配置の検討を継続していきたいと思います。


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コメント 2

夏風

いよいよ新規レイアウト制作が始まりますね。
きれいな台枠。無駄のない工作、
先を読んだスタイロフォームの利用
脱帽です。

地方私鉄の開業楽しみにしています。
by 夏風 (2011-01-30 22:30) 

Ainetos

台枠を製作したことによって、紙と鉛筆を使った机上のレイアウト検討だけでなく、線路や建物、発泡スチロール等のハードウエアを用いた検討が可能となりました。問題は、仕事を終え帰宅した後の深夜も、線路を片手に、検討作業に手を染めてしまう機会が増えてしまうことです。自己制御が必要です。。。

by Ainetos (2011-02-01 07:54) 

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