東武ワールドスクェアで思ったこと [鐡道旅行]
先日、家族と妻の両親の計6人で、鬼怒川温泉へ旅行することとなりました。そのついでに、予てから訪問したいと思っていた「東武ワールドスクェア」に行くこととなりました。もちろん、当方の提案で。
家族に提案した時の第一印象は、入場料が2500円と高いことでしたが、その高さは入園してみて納得でした。たとえ1畳程度の大きさであっても、自らレイアウトを製作し、それを現在維持している最中の我が身にとっては、
「世界21の国と地域より100点以上の遺跡や建築物を25分の1規模で、約14万体の人形と共に再現」した屋外の巨大な鉄道模型のレイアウトを維持し続けていくということは、並大抵のことではないだろうと、思ってしまったからです。
園内には、2万本の本物の盆栽が実際の草木を模擬するために、建物共に植えられており、その維持だけでも大変だと思います。展示が行われる中、剪定も同時に行われていました。
そして、風雨に晒されても動き続ける25分の1のスケールの鉄道模型。
踏切の遮断機も動いていました。
太陽光や紫外線、風、雨、熱、等などの外部環境によって、常に劣化し続ける状態に置かれながら、建物の質感を維持するため、定期的に再塗装する必要や、その微妙な配色を再現するための塗料の調合のノウハウの蓄積、草木の剪定や掃除、建物の補修、何万体もの人形の表情や鉄道模型の稼働部分のメンテナンスなど、気が遠くなる作業が、おそらく熟練の職人さんによって、地道に行われているのであろうことを、展示を見ながら思っていました。
2011-08-14 08:06
コメント(2)
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確かに リアルに作れば作るほど そのメンテの問題が付きまといますね 目に見えない苦労が その出来を素晴らしくするんですね レイアウトも細かく情景を表現したいけれど 線路の掃除とか 他の部分の埃取りなどの問題が付きまとうので大変です 自身はじめてのレイアウト製作で、線路の掃除がこんなに大変なことだとは全く想像もしていませんでした~
by トータン (2011-08-14 09:15)
当方も初めてレイアウトを製作して、メンテナンスを継続的に実施することの大変さを思い、今回、屋外に提示された精密な建物や情景を見る機会があり、ひしひしとその大変さを感じてしまいました。
by Ainetos (2011-08-16 20:31)