小物の製作 [日本帝國鐡道 鎌倉帝都電鐵線]
昨年秋、大学の研究室の同期を集めて、泊りがけの忘年会を企画することになりました。関西から東北までの範囲に散った同期たちとメールベースの情報のやり取りをする中で、その時初めて友人に勧められたのがfacebook。
信州に泊りがけで忘年会を行う企画は何とか成功し、家庭から解放されたひと時、(?)大変楽しい忘年会となりました。一方、その時たまたま参加したfacebookによって、大学時代の友人のみならず、いつの間にか、小中高大、そして社会人、現在までに至るリアルな関係をネット上で具現化したような繋がりが発展しつつあります。
・・・言い訳が長くなりました。facebookはあくまで口実なのですが、自分を取り巻く環境と仕事によって、心理的なゆとりが作り出せなくなり、しばらくちまちました工作に勤しんでいました。
以下の写真は、少し一週間以上前の週末の製作ですが、集中力の続く限り、夜な夜な作ったパイプ椅子と机です。単にキットを組み立てただけですが。。。
一体何に使うの?と聞かれますが、もちろん、新レイアウトのアクセサリに使います。。。 写真を撮影し拡大するとあまりにきれいな椅子や机であることがわかります。この極小サイズの小物でも、ウェザリングが必要になりそうです。
青ガエルと青い山 [日本帝國鐡道 鎌倉帝都電鐵線]
東京に住んでいた時は全く乗ることがなく、就職して結婚して妻の親戚のいる熊本で初めて乗った青ガエル。東急5000系。
日本帝國鐡道沿線の青い山の中に溶け込んで、青ガエルがさらに青くなったようです。
不平等条約を撤廃し、関税自主権を回復してから今年で丁度100年目。今を生きる野田総理大臣は、TPPへの参加を表明をしたようです。本人はいい気になっているかもしれませんが、実際の交渉で本当に苦労するのは、交渉の対面に立たされる実務担当者の人々。国際交渉において生半可な知識しか持ち合わせておらず、実務も経験していないようなトップ・ノダメの下で、本当に辛い仕事が始まるのかと思うと、、、心中をお察しします。はしゃいでいるのは、旗を振っている人だけか。
佐藤ゆかり質疑(全)ネットの拡散熱いッす TVでは野田"ドヤ顔"参加表明→youtubeへ
不平等条約撤廃のための経緯が書かれた歴史の教科書。そこに書かれた歴史的な事実に対して、対比させるのが本当に恥ずかしいくらいの今の総理大臣の答弁。今まさに、情けないくらいの歴史に直面しているのかもしれないです。
当本人は週末、羽田空港からハワイへ。APEC参加。
新規レイアウトの現状 [日本帝國鐡道 鎌倉帝都電鐵線]
夜景の準備 その5 [日本帝國鐡道 鎌倉帝都電鐵線]
夜景の準備 その4 [日本帝國鐡道 鎌倉帝都電鐵線]
建物内部の目張り作業の続きです。
今回の建物は、道の角に設置される店舗兼住宅の為、内部がやや複雑で、部品点数も多めでした。
窓枠も細い為、テープを更に細く短冊状に切り取って張る必要がありました。
部品同士の立てつけの精度が悪く、このあと光の漏れる箇所に微調整を加え、多少試行錯誤が行われます。
建物と土台との間は仮止めですが、作業時間は、約1時間半。なんとか終了です。
夜景の準備 その3 [日本帝國鐡道 鎌倉帝都電鐵線]
先日ご紹介したように、建物内部への光漏洩防止のテープ張り作業を、会社からの帰宅後の夜、一日一軒のペースで進めています。銀色のテープをじっと見ていると、眼が疲れてきます。
一方で、LEDの配線製作も進めています。
現在、4+3+3=10軒分のLEDケーブルが完成しました。
常越本線で制作した照明を思い描きながら、作業を進めます。
江ノ電の架線柱の観察 [日本帝國鐡道 鎌倉帝都電鐵線]
先日の日曜日、約1時間かけて朝方ランニングする10km程の海沿いの道路を、真昼の暑い時間帯に、カメラを携え自転車に乗り、ゆっくりと約3時間かけて、あるものをじっくり観察しながら走って来ました。
観察の対象は、江ノ電の架線柱です。
江ノ電は、大正から昭和時代にかけての一時期、東京電力の前身である東京電燈という電力会社によって経営されていたこともあり、現在も東電の電柱と架線柱を供用しているところが多くあります。江ノ電の傍をいつもランニングしながら、色々な形態の架線柱があるのを何となく眺めていたのですが、これまで写真に残したことはありませんでした。
今後、その形態を観察した上で、鎌倉帝都電鐵線においても、再現したいと思っています。
踏切上空で、架線と直行する電力線の支持も兼ねた架線柱
家庭用の電力線とトランスを載せた架線柱
携帯電話のアンテナを載せた架線柱
急カーブ上の架線柱
併用軌道上の架線柱
写真を撮影しながら、江ノ電の架線柱を体系的に分類して整理すると面白いのではないかと、ふと思いました。
また、線路と架線柱の位置関係や、柱が建てられている地面の形態等にも興味があったので、幾つか写真を撮影しました。
架線柱の形態も奥が深いです。。。
夜景の準備 その2 [日本帝國鐡道 鎌倉帝都電鐵線]
先日の作業に引き続き、建物照明の準備を行いました。
・・・単調な作業のご紹介です。。。
鎌倉帝都電鐵線のレイアウトでは、前作の常越本線と同様、KATOとTOMYTEC製の市販の建物を多用しますが、建物の内部に輝度の高いLED照明を設けるに当たり、建物の外部に光が漏洩するのを防止する処置が必要となります。
前作での経験上、TOMYTECの建物は、種類が豊富で、外見も実在の雰囲気を良く醸し出している一方、素材や塗装の特性上、建物の壁を光が透過しやすく、また、壁や部品同士の間に隙間が生じやすいと感じていました。そこで、窓以外から光が漏洩することを防止する為に、内部にテープで目張りすることが必須であると考えています。
以下、作業の概要です。
TOMYTEC製の建物は、主として壁と屋根の計5面の部品から構成されている為、作業性を考慮して、組立て前にテープで目張りを行います。
また、夜間照明時に、窓枠の柱の輪郭をLEDの光によって、はっきりと浮かび上がらせると考えている為、窓やドアの周囲に対して、約1mm程度の幅に切り出したテープを添付します。
組立の中途においても、最も光が漏れやすい部品や板材の接合箇所にテープを張る必要があります。
今回、前作の作業から1年以上ブランクを置き、久しぶりに、この地味で単調な作業を行いましたが、作業の最後に確認した結果、隙間などからの光の漏洩を防止することができました。
・・・目下の問題は、この地味な作業を、常越本線よりも建物の密集度の高い鎌倉帝都電鐵線のレイアウトに置かれる15棟以上の建物全てに実施するところにあります。
Nゲージマガジンの記事でご紹介したように、常越本線のレイアウトにおいて、500本以上の樹木を作成し、植えたことを思えば、大したことないのかもしれませんが、今改めて、レイアウト上に置かれた建物群を見ると、うんざりしてきます。。。
このような作業は、夜、仕事を終え帰宅した後、ビールを飲みながら、また作業用のBGMを聞きながら、無心に坦々と行うのが相応しい作業かもしれません。
建物一棟毎に行う作業の終わりに、部屋の電気を消して、建物の光が漏れないことを確認すると、その都度、この地味な作業の苦労は報われるような気がします。
夜景の準備 その1 [日本帝國鐡道 鎌倉帝都電鐵線]
本日は休日出勤日でしたので、昨晩実施した作業を紹介します。
現在製作中の鎌倉帝都電鐵線のレイアウトには、上下2段の水平面が存在します。レイアウト上に夜景を再現する為、双方の水平面上に設ける建築物や街灯には、LED照明が実装される予定です。
今回、上段の水平面上の建物に照明を設け、かつ、併用軌道面と建物設置面の高さを揃えるため、建物のベースの嵩上げを行いました。
嵩上げに際し、併用軌道面と建物一階部の高さを揃えるため、現物合わせで約5mmの嵩上げ高さを設定しました。その際、TOMIXとKATO製の建物のベースの厚さが異なるため、角棒やプラ板などによって微調整する必要がありました。
角棒やプラ板などで、建物ベースと土台の間に生じる隙間を通じて、LED照明用のケーブルを通します。現在は、仮固定中ですが、建物や街灯からのケーブルを敷設した後、ポイントや線路への電源供給用のケーブルと合わせて、全ての配線を纏めて、下段へ誘導する予定です。
その後、併用軌道面と建物の間の隙間をパテや軽量粘土などで埋め、並行して地面を製作していく予定です。
自動運転制御部とセンサの接続 [日本帝國鐡道 鎌倉帝都電鐵線]
2月末に製作した自動運転用センサ部を、TOMIXのTCSワンタッチ装着センサの基盤回路に接続し、試運転を実施しました。結果は良好でした。
鎌倉帝都電鐵線の自動運転システムには、TOMIXのTCS自動運転ユニットを適用しますが、TCSの専用ケーブルに付属するコネクタの耐久性が低いため、レイアウト製作の工程において頻繁に着脱を繰り返すことを考慮して、KATOの信号用のケーブル付属のコネクタに交換しました。
また、「エンドレス2列車交互運転モード」で列車の制御を行うために必要な4つの基盤回路を、プラスチックの箱の中に格納しました。
当初の目論見通り、車輪のフランジにセンサ部に接触することによって、制御部のスイッチのON/OFFが無事に機能しています。