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トンネル内部干渉地帯の加工と臨時急行「能登」の運転 [日本帝國鐵道 常越本線]

先日、客車内部の整備を行った常越本線仕様の急行「能登」。(先日のブログ記事へ。)

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寝台内部の加工を終え編成を完成させた当時、常越本線の軌道の上を坦々と走行していた急行「能登」。

これまでトンネル内部で脱線することもありませんでしたが、どこかで異音がすることにはなんとなく気が付いていました。 

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しかし、今回久しぶりに運転させてところ、とうとう脱線してしまいました。しかも、決まって2両目の14系寝台客車がトンネルの内部のどこかに干渉して脱線する模様。

そこで、トンネル内部を調べることに。。。

そのため、レイアウト全体を手前に引き出します。

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手前に引き出すこと約50cm。

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レイアウト全体が手前に引き出され、いつもと違う視点の俯瞰が目の間に広がります。 

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いずれは本ブログでも紹介しようと思っている「ガールズ&パンツァー」のバスも、駅前の広場と共に手前に移動。

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この後、レイアウトの下へ潜り、トンネルの見える向こう側へ自ら移動。

ただ単に、急行「能登」を走行させようと考えていた自分にとっては、想定外の行動です。 

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レイアウトの向こう側で列車をトンネル内部で前後に移動させてみると、トンネル内部の柱の一部が、14系寝台車の2両目の端部と干渉していることに初めて気が付きました。

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これまで軌道が移動したり傾いたこともなかったトンネル内部。今回調べた範囲でも軌道は確実に固定されていましたが、この干渉は、常越本線が完成した2010年以降、これまで見過ごされてきた干渉箇所であると認識しました。

TOMIXの14系客車のみに見られる事象ですが、急行「能登」を安全に走行させる為に、早速加工することしました。

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幸い干渉する柱は、レイアウトの地面や山を支える構造部材ではなかった為、ぎりぎりまで削ることにしました。

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干渉する箇所を全て除去後、牽引機をEF62からEF64-1000の重連へ変更。

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無事に走行することを確認した後、メンテナンス用の蓋を封鎖。

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ようやく安全に走行させることが出来るようになりました。

トンネル内部の加工が終了し、改めて、EF64-1000の重連にて臨時急行「能登」を運転。

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平穏無事に夜景の中を走る、客車急行「能登」を、ボーっと眺めることが出来るようになりました。 

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もともと、度重なる引越しや転勤、そしてぎりぎりの面積や制約条件の中で設計したレイアウト。大事に至らずに良かった、よかった。。。 


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