カシオペア乗車記(その1:つくば~小樽~札幌) [鐡道旅行]
今年に入ってから、カシオペアのチケットを取るべく、毎朝みどりの窓口で端末を叩いてもらうのが日課になっていたのですが、廃止の一か月を過ぎたある日のチケットが奇跡的に取ることができました。
予約から一か月後のある晴れた日、残雪の北海道に渡って、最後の北海道と東京を結ぶ最後の寝台特急に乗車してきました。
TXの始発に乗って、妻と二人でつくばから羽田空港、羽田から新千歳まで。久しぶりに来訪した北海道には、前日までの吹雪のため雪が積もっていました。
駅のホームに到着する電車には雪がびっしり。
札幌駅の中にも列車から剥離した雪や氷が沢山落ちていました。
まずは札幌を素通りして小樽まで移動。
16年ぶりの小樽駅。
年休を取得して平日に来訪したにも関わらず、観光客でごった返す小樽駅。ただ、裕次郎ホームは静かでした。
15年ぶりに来訪する駅舎。
小樽運河には、中国や東南アジアからの観光客がごった返していて興ざめ。妻も特に興味なく写真を撮ってすぐに撤退。
静かな空気が流れる手宮線の跡地や歴史的建造物を見物しながら駅に戻りました。
小樽から札幌へ移動。
これまで建物の外からしか見たことのがない時計台の中を見学。
都立高校から北大へ進学した高校時代の友達から、大学時代に「時計台はたいしたことないよ」、と聞かされていて、その後、周遊券を使って旅行した時に、「確かにたいしたことないなぁ」、と思っていたのですが、今回妻と訪れて初めて、建物の中に入って、その沿革や時計の機械を目の当たりにして感銘を受けてしまいました。
外国の観光客はここまでは入って来ない模様。
大通り公園を通って、博物館まで雪の中を移動。
樺太関係資料館の中には、日本が建設して、その後ソ連に接収されてしまったループ線の説明や資料が展示されていました。
資料室の中は閑散としていたものの、じっくりとみることができました。
外国の人々には知ってもらいたいのは、こういった日本人の開拓の歴史なのではないかと思った次第。
次に、北大構内へ。
学会で来訪したことはあるものの、雪の積もった構内を訪れたのは初めてのこと。理学研究棟の立ち並ぶ道を通って、定番のポプラ並木まで歩いてきました。
JR北海道の収入に少しでも貢献しようと考え、乗車券だけは札幌駅で購入しようと思っていたのですが、予約から一か月を経て、ようやく特急券・寝台券とセットになりました。
次に続きます。
「にほんブログ村」のブログランキングへ参加中です。
「日本帝國鐵道」のホームページです。
Facebook コメント
コメント 0