つくばマラソンのキロポストとガンダム [雑感]
11月24日日曜日に開催された第33回つくばマラソン。
以下、鉄道とは全く関係のない話です。
これまで、この大会に3回出場して何とか全てを完走してきたのですが、今回は7年ぶりの出場。しかも、まともに練習して参加をするのは初めてのこと。
大会前日の11月23日によく晴れた秋晴れの日。マラソンコースの近辺を試走した時に見つけたキロポスト。見覚え、聞き覚えがある言葉だなぁ、と思ったら、よくよく思い出してみると、ガンダムなどのアニメの名言だったので、思わず撮影してしまいました。
スタートしてすぐの2km地点。
「提督、どうか武運長久を・・・ 私、フィニッシュから見ているネ・・・」
3km地点。「覚悟を決めろ!他の誰でもない・・・ これはお前のレースだ!」
5km地点。「マラソンに状況など選べはしない。マラソンは、生か死かだ。」
7km地点。「ジェリド、俺の作戦に乗らないか? 42.195kmを走るつくばマラソンだ」
ゴールまで後8kmほど。34km地点。「俺はゴールに向かう為に1万数千キロを走っていたかも知れぬ」
36km地点。「まだだ 、まだ終わらんよ!」
37km地点。「坊主、自分の力で勝ったのではないぞ! このつくばコースの特性のおかげだということを忘れるな」
39km地点。「つくばの栄光、この俺のプライド、やらせはせん、やらせはせんぞぉ!」
ゴールまであと3km地点。 「今日を頑張った者・・・今日を頑張り始めた者のみ・・・明日が来るんだよ!」
40km地点。「つくばを走るからには、貴様はランナーなのだ! この順位を守る義務がある!」
あと2km地点。「RUNNERの生命の大車輪が、RUNNERの直感をプッシュしたのだ!」
あと1km地点。「 ・・・うごいてる。ボクの脚は・・・ まだ、うごいているぞ。」
ゴールの競技場の入口直前。42km地点。
「ララァ、私をフィニッシュへ導いてくれ!」
字の大きさだけでなく、字の背景の色まで、随分凝っているなぁ、と思って、試走しながら写真を撮りました。
7km地点と42km地点のキロポストの写真をFacebookに投稿してみたのですが、様々な人から感想が寄せられました。
総じて、「筑波研究学園都市」という土地柄、理科系や工学系の研究開発に従事している人々が多いことや、特にロボット(つくば市はロボット特区に指定されている)開発に従事したり関心のある人々が多い為、現在一線で働いている30代、40代であればガンダムの名言も判るんじゃないか、という雰囲気でした。(もちろん、元々ガンダムが好きで、工学系に進んだ人も。)
このように大会本番前に、ガンダム名言集をコース上で見ることになったのですが、帰ってきたから急遽、走りながら聴く音楽に、ガンダム関係の音楽を追加することにしました。 例えば、「水の星へ愛をこめて」、「いとしいひとよ」、「哀戦士」などなど。
そして、大会当日。。。
これまで練習せずに参加し、5時間台で完走(半分は徒歩)して残された記録をエントリーシートに記載していたのですが、その記録がベースになり、スタート地点から数百メートル後方にあるブロック(ブロックは、スタート地点近傍からAからHまで。Hは最後尾)の更に最後尾に近いところからスタートすることになりました。
9時30分。スタートの号砲も聞こえない遠方から走行開始。スタートラインを通過するまで、約9分かかりました。しかも、5km地点を通過するまでは、渋滞。。。
5km地点以降、約5分/1km前後のペースで走行。ゴールした後、RUNKEEPER の記録を見ると、20kmから30kmの間が最も早く、キロ5分以下で走っていることが判りました。
折り返し地点を過ぎ、進路を北へ変えて走る途中、アスファルトに映る自分の影を見ながら坦々と走っていた辺りが、まさに25kmの前後でした。
30kmを過ぎて脱落して路傍で休む人を見ながら、自分の脚もいつ動かなくなるかどうか・・・、という不安に駆られながら完走。
完走証発行所。
記録は、自己記録を約2時間更新。(いままでが遅過ぎただけですが。)
グロスで3時間49分。ネットで3時間40分。サブ4(サブフォー)を達成することができました。
今年の7月以降、出勤前の早朝や週末を使って月150~200km走りこんで来たことが自信には繋がったとは思うものの、ゴール直前、ラストスパートできる余力があったのを省みると、気持ちに負けたんだなぁと反省してしまいました。
しかし、事前に撮影したキロポストは、走っている途中では全く目に入りませんでした・・・。もう少し、キロポストの看板が大きければ目に入ったかもしれませんが、いずれにせよ、走ることに集中していると、キロポストに書かれた数字だけが目に入り、細かい字は目にほとんど入りませんでした。
結局、つくばマラソンでのガンダムの思い出は、音楽だけでした。
「にほんブログ村」のブログランキングへ参加中です。
「日本帝國鐵道」のホームページです。
Facebook コメント
コメント 0